レスポンデント条件付けって?例を出してざっくりと理解しよう!
ごきげんよう!こばりんです!
今回は保育士試験によく出題されるレスポンデント条件付けについてお話させていただきます。
- 保育士試験を受ける人
- 保育の心理学を受験する人
- 福祉関連のお仕事をしている人
レスポンデント条件付けって何?
保育士試験の勉強をしている方は一度は耳にした事あるかと思います。
古典的条件付けとも言われます。
ロシアの パブロフによって犬に餌を与える前にベルを鳴らす事で、次第に犬はベルの音を聞くだけで唾液を分泌するという条件反射の研究観察が元になった理論です。
レスポンデント条件付けについて詳しく調べようとすると、中性刺激が無条件刺激と対提示されることによって無条件反応に似た条件反射を誘発して、条件刺激に変わる事などとだら~っと色々出てきますが、簡単に言うとこちらです。↓
刺激に応答する事です。
また、無条件の刺激によって誘発される反応の事をレスポンデント反応と言います。
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とりあえず説明文を全部覚えようとするのは無理なので、私は 「レスポンデント条件付け、パブロフ、犬、実験」というようにいくつかのキーワードだけ覚えるようにしていました(笑)。
レスポンデント条件付けの例
一番代表的なのが 「レモンを思い浮かべただけで唾液が出てきた」というものですかね。
これは保育の心理学でも過去に出題された事があります。
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●乗り物酔いをしやすくて「ドライブ」ときくと車内の匂いを思い出す。
●その他にも自分の苦手な食べ物を思い浮かべたらその臭いが勝手に嗅覚を刺激してきて嗚咽がこみあげてくる。
●スキーと聴くとなんとなく「全部ゆきのせい」という台詞を言いたくなる。
少し考えただけで日常の中にレスポンデント条件付けが沢山ありますね。
自分の生活の中の実態例を挙げてレスポンデント条件付けと結びつけるとかなり覚えやすいかもしれません。
出題率高し!一緒に覚えておこう!
それでは保育士試験及び、保育の心理学において「レスポンデント条件付け」と一緒に覚えておくと良い用語をざっと紹介していきます。
出題のされ方としては用語とそれに合った説明文を結びつける、というものか〇×問題の可能性が高いですね。
オペラント条件付け
これは間違えやすいのでオペラント条件付けとレスポンデント条件付けがどう違うのかしっかり覚えておくと良いでしょう。
モデリング
観察学習とも言います。
カナダの心理学者 アルバート・バンデューラーが提唱しました。
モデリング及び観察学習とは何かというとそのままの意味で、他者からの影響によって思考や行動の形成や変容が起こる事を言います。
他の人を見てその人の行動を真似したりする、などの社会的学習の1つです。
「モデリング、観察、バンデューラー」のキーワードで覚えていました。
洞察
洞察学習は、ドイツのゲシュタルト心理学者ヴォルフガング・ケーラーによって導かれました。
自分の状況や過去の経験を統合する事によって一気に認知の変化が起こり、答えにたどり着くという高度な学習です。
ケーラーで有名なのは、チンパンジーを檻の中に入れて、バナナを・・・という実験ですよね。
「洞察、ケーラー、チンパンジー」と覚えましょう。
まとめ
今回はレスポンデント条件付けについてお話させていただきました。
保育の心理学は、社会福祉に比べたらわりと頭に入ってきやすい内容が多いかと思います。
個人の感想ですけど(笑)
どの教科にも共通して言える事は 「キーワードで暗記しておく」
これが合格への近道です。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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