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児童発達支援の仕事は大変!?メリットとデメリットは?

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こばりんです。 30代から未経験で保育園に勤務、その後転職し、発達障害の子向けのデイサービスにパート勤務しています。 学生の頃からの趣味だったライターをしています。 お笑いとワインが大好物! 小学生の息子がいるシングルマザーでもあります。
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ごきげんよう!こばりんです!

今回は児童発達支援の仕事は大変か?という事についてメリットとデメリットも添えてお話したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ!
  • これから発達支援の仕事をする方
  • 児童発達支援の仕事に興味がある方




児童発達支援の仕事は大変!?

これは価値観の違いにもなってきますが、私は仕事量だけで言えば保育園よりは今の児童発達支援の仕事の方が負担が少ないかなと思います。

というのも私が居るのは 放課後等デイサービスですが、個別対応が必要な利用者さんが多いのです。

そのため、 保育園や幼稚園のように一度に何人も見るというよりも「今日はこの子担当」という事が多いので職員の負担は少ないかと思います。

こんな風にいつも役割分担をしているので、あたふたする事が少ないかと思います。

毎日の役割分担
  • 個別対応(誰がどの利用者さんを対応するか)
  • リーダー(全体を見る人)
  • 連絡帳を書く人
  • 提供内容を書く人(その日の支援内容)

というように毎日役割分担をしています。

個別対応の担当によって大変さの差は出てくるかもしれませんが、保育園のように毎日布団を干したり一度に大勢を相手する事がない分、職員1人1人の負担は少ないかもしれません。

児童発達支援の仕事のメリット

私が働いていてこの仕事のメリットと感じた事は以下のような事です。

児童発達支援の仕事のメリット
  • 個別対応が多いので1人1人と深く関われる
  • 保育園のように一度に大勢を相手するわけではない
  • 自分の特技や趣味を生かせる

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

個別対応が多いので1人1人と深く関われる

私が働いている所では個別対応が必要な利用者さんが多いので、最初に触れた通り、

こばりんさんは今日はAさん担当してください。

施設長

というように、この職員はこの利用者さん、と毎日担当を決めて支援を行います。

例えばAさんという利用者さんを担当するとしたら、

学校へのお迎え
施設についてからの支度
トイレの介助や手洗いの補助
その日の活動に参加できるように支援
疲れていたら水分補給をするように促す
帰りのお仕度を手伝う
送迎の添乗など

というようにその日1日付きっきりで対応する事になります。

何回も同じ利用者さんを担当しているうちに、自分の事を認知してくれるようになります。

学校へお迎えに行った時に私を見つけると嬉しそうに走って来てくれたり、担当でない日も自分の所に走って来てくれたりすると

(懐いてる!?・・・・キュン)

こばりん

やりがいを感じます!

本当に1人1人と深く関われるので、信頼関係も自然と築き上げていけます。

そうなってくると利用者さんも「自分」に安心してくれたのか、トイレなども成功しやすくなりました!!

個別対応の必要がない、ある程度生活スキルが自立している利用者さん達も何人か居ますが、そのような利用者さん達はクラスのリーダーや責任者の人が見守る事になっています。

保育園と違って大勢を相手するわけではない

先述したとおり、個別対応をする事が多いので担当の子1人に集中出来ます。

私の居る放課後等デイサービスではミーティングで事前に役割分担されているので、保育園のようにあれもこれも全て1人の先生がやらなくてはいけない!という事が少ないです。

トイレも食事介助もその日の担当の子を対応すればいいので、1人1人の利用者さんをじっくり知る事が出来ますし、信頼関係も築きやすい環境かと思われます。

自分の特技や趣味を生かせる

私の居る放課後等デイサービスでは児童発達支援も兼ねて週に2回、レクリエーション活動の日があります。

レクリエーションには色んなものがあり、担当する職員によってジャンルは様々です!

スポーツが得意な男性職員は新聞紙でクラブを作ってゴルフを企画したり、福祉系の大学に通っている学生バイトさんは知識を生かしてハンドジャイブをやったりと自分の特技や趣味を生かせるのです!

私の場合は音楽でした!

レクリエーションについてはまた別の記事も書きたいと思います!

児童発達支援の仕事のデメリット

そして児童発達支援の仕事をしていてデメリットと感じた事は以下になります。

児童発達支援の仕事のデメリット
  • 利用者からの他害によって怪我をする事もある
  • 利用者によって対応の仕方が違う

それでは1つずつ見て行きましょう!

利用者からの他害によって怪我をする事もある

中には自傷や他害といった行動障害のある利用者さんも居ます。

私も他の利用者に手を出そうとするのを止めに入った時に髪の毛を引っ張られたり、送迎の添乗の時に肩にパンチされた事があります。

他にも眼鏡をしている職員は眼鏡を壊されたりといった事もありましたが、その利用者さんもしたくてしているわけではありません。

愛情表現でやってしまう事もあれば、たまたまそこにいたから手を出されてしまう事もあります。

児童発達支援の仕事をしていると、そういった他害行為が他の利用者さんにいかないように時には自分が盾にならなくてはならない事もあります。

私も初めはその利用者さん担当の日はなんとなく憂鬱でしたが、

(マカトンで)今日、あなたと一緒がいい!

利用者Bさん

と言われた時はちょっと泣きそうになりました。

マカトンとは?

手話よりも簡単なジェスチャーのようなもの。

この話はまた別の機会に詳しく紹介しますね!

何度も対応しているとこのように心を開いてくれて、髪を引っ張られる事も減りました。

利用者によって対応が違う

児童発達支援の仕事で大変な事はこれでしょう。

色んな発達障害を持った利用者さんが居るので、当然利用者さんによって、支援内容が変わってきます。

それによって対応の仕方が変わるので1人1人覚える事も多いでしょう。

私は入ったばかりの頃はその日担当の利用者さんの調書を読んだりして、保護者の希望する支援内容を読んだり、そのクラスのリーダーの人に具体的に何をしたらいいのか聞いてました。

トイレに行こう!

こばりん

と言うだけでは動かない子も居ます。

行きたくなったら自分でさっと行く利用者さんも居れば、その利用者さんならではの合図を出して行く利用者さんも居ます。

そういった事を含めて覚える事がたくさんあるので大変と言えるでしょう。

まとめ

今回は児童発達支援の仕事は大変か?という事とそのメリットとデメリットについてお話させていただきました。

どんな仕事も大変ですが児童発達支援の仕事は、人の命を預かる、将来に関わってくる仕事でもあります。

しかし自分達の支援によって、利用者さんの出来る事が増えたり利用者さんの持っている潜在能力を引き出せた時にとてもやりがいを感じる仕事だと私は思っています。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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こばりんです。 30代から未経験で保育園に勤務、その後転職し、発達障害の子向けのデイサービスにパート勤務しています。 学生の頃からの趣味だったライターをしています。 お笑いとワインが大好物! 小学生の息子がいるシングルマザーでもあります。
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