バタバタ保育士ライフ!

フリースクールとはどんな所?メリットやデメリットは?

アバター画像
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター画像
こばりんです。 30代から未経験で保育園に勤務、その後転職し、発達障害の子向けのデイサービスにパート勤務しています。 学生の頃からの趣味だったライターをしています。 お笑いとワインが大好物! 小学生の息子がいるシングルマザーでもあります。
詳しいプロフィールはこちら

ごきげんよう!こばりんです!

今回はフリースクールとはどんな所かを簡単にお話したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 保育士さん
  • 福祉関連の仕事をしている方
  • フリースクールについて知りたい方
  • 周りに悩んでいる知人が居る方




フリースクールとは?

簡単にいうと・・・何らかの理由で不登校になってしまった子供達の居場所です。

不登校やひきこもり、発達障害や知的障害など、さまざまな事情を抱える子供達を受け入れて、小学校~高校までの学びの提供をしています。

フリースクールはその地区の小、中学校と連携している事が多く、フリースクールへの登校が出席とされる事もあります。

高校に関しては、フリースクールが公的な機関ではないため出席扱いになる事は少ないようです。

 

そのような事もあってか、フリースクールに通っているのは小学生と中学生が多いです。

フリースクールではどんな事をするの?

フリースクールには一般的な学校と違って細かな学習設定がされていない事が大きな特徴と言えるでしょう。

クラスも学年ごとではなく、複数の年齢の子供達が同じクラスだったり、個別対応をする事もあります。

勉強をするというよりは、学校に代わる居場所であり、そこで友達とのコミュニケーションを取るのが目的という方も多いでしょう。

ただ、毎日通う事が強制ではなくその日に何をするかは基本的には自由ですが、進路相談やカウンセリングを受け、フリースクールを出たら何をしたいのか考える時間という事も忘れてはいけません。

最近はオンラインのフリースクールも増えているようです。
不登校専門オンライン個別指導【ティントル】

フリースクールのメリットとデメリット

そんな自由度の高いフリースクールですが、実際に通っている方の声を集めて、メリットとデメリットを厳選してみました。

フリースクールのメリット

それでは早速メリットからみていきましょう。

学校以外の居場所が出来る

不登校になってしまったとはいえ、ずっと家に居るだけではどんどん社会から切り離されてしまいますよね。

ですが、 自分の居場所になってくれるフリースクールを見つければ友達を作ったり、自分のやりたい事を見つけられるでしょう。

プロのカウンセリングが受けられる

ほとんどのフリースクールでは、カウンセリングや進路の相談ができます。

不登校だけではなく、発達障害等による生きにくさなどの専門的なカウンセリングも受けられます。

常駐のカウンセラーが居るフリースクールを選ぶと安心ですね!

毎日行かなくてもいい

毎日行かなくてもいいのは不登校の子供にとって大きなメリットと言えるでしょう。

無理のない範囲で自由に通い、社会復帰を目指せると良いですね。

個別対応してくれる

フリースクールでは、個々に合わせたカリキュラムを作成してくれる事が多いです。

勉強の遅れを取り戻したりするだけではなく、資格取得やスキルアップのサポートをしてくれる場所を選ぶと将来への期待も高まりますね。

出席扱いになる場合もある

先述したように、地域と連携しているフリースクールもあり、通えば出席扱いという事もあります。

進学の事を考えると出席扱いになる所を選んだ方が断然良いでしょう!

オンラインのフリースクールもある

先述した通り、オンラインのフリースクールもあるようです。

毎日通うのが億劫な子供にはオンラインという選択肢も1つの手ですね。

フリースクールのデメリット

自由度が高いフリースクールですが、良い事ばかりではありません。

デメリットもしっかり見ていきましょう。

費用が高い

フリースクールの一番のデメリットはその費用でしょう。

だいたい平均で月額33000円位と言われています。

フリースクールにもよりますが、月額の費用の他に入会金やその他の徴収も含めると家庭の負担はかなり大きいと言えます。

学校によっては出席扱いにならない

フリースクールに通っているとは言え、在籍はその地区の小中学校にあります。

フリースクールでのカリキュラムの内容が、文部科学省の要件を満たしていれば出席扱いになる事が可能です。

しかし校長先生が最終判断を下すため、許可が下りなければ出席扱いにはなりません・・。

一般の学校に比べて学習のレベルが低い可能性も・・・

フリースクールでの勉強は、一般の学校に比べてレベルが低い場合もあります。

その理由は フリースクールに学習指導要領がない事にあります。

学習指導要領とは?

国が定めた学校で教えるべき学習の内容です。

フリースクールでは子供の主体性や精神面の安定が優先されます。

後は個別対応という事もあり、個々によって勉強する内容が違う事も関係しているでしょう。

社会に出てからのギャップが大きい

フリースクールでは、子供の主体性が尊重されます。

つまり、やりたくない事を強制されたり、通う事も無理強いされません。

そのため、卒業し、社会に出てからそのギャップが負担になる子供も少なくありません。

嫌でも関わらなくてはいけない事や人が増えていくことに耐えられない・・・というのも想像できるので、フリースクールに居るうちに、少しずつ社会復帰の準備が出来ると良いですね。

まとめ

今回はフリースクールがどんな所かをお話させていただきました。

本当にざっくりとでしたが、私もどんな所か気になって色々調べてしまいました。

フリースクールは子供の主体性が尊重され、自由度が高いけども費用が高い

ってのは嫌でも頭に入ってきました(笑)。

ここまで読んで下さってありがとうございました。

この記事が誰かの役に立ちますように。

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター画像
こばりんです。 30代から未経験で保育園に勤務、その後転職し、発達障害の子向けのデイサービスにパート勤務しています。 学生の頃からの趣味だったライターをしています。 お笑いとワインが大好物! 小学生の息子がいるシングルマザーでもあります。
詳しいプロフィールはこちら