障害児向けレクリエーション!簡単に出来るおすすめ8選!
ごきげんよう!こばりんです!
今回は障害児向けのレクリエーションで簡単にできるものを紹介したいと思います。
- 障害児の施設で働き始めた方
- レクリエーションが思いつかない方
障害児向けのレクリエーションをする目的は?
私は現在、発達障害児向けの放課後等デイサービスで働いているのですが、一週間に2回位レクリエーション活動の日があります。
(施設の一日の流れはまた別の記事で紹介しますね!)
私の居る施設は 小学校高学年から高校生までの利用者さんが居ます。
基本的にはみんなが楽しめるようなレクリエーションを考えるのですが、調和の取れた心と体の健康を維持するように促す事が目的でもあります!
なので、色んな利用者さんが居るのでその 全員が楽しめる!!というレクリエーションとなると結構難しいですよね。
今日はやってみて良かったレクリエーションを紹介したいと思います。
障害児向けレクリエーションおすすめ8選!
私の勤務している施設には色んな年齢の利用者さんがいるのですが、その中でも簡単で、尚且つみんなが楽しそうにしてくれたものを紹介したいと思います!
ボッチャ
ボッチャは脳性麻痺などにより運動能力に障害がある競技者向けに考案された障害者スポーツの一つで、パラリンピックの公式競技にもなっています!
上のイラストのようなイメージで、投げたボールがジャックボールに近い人が勝ちというルールです。
用意するもの | ねらい |
|
|
やはり男子高校生が盛り上がってやってましたね(笑)。
お喋り上手で面倒見のいい利用者さんが、誰が投げてどのくらい飛んだかなどをホワイトボードに記入してその場を盛り上げてくれました!
レクリエーションの時間が終わっても名残惜しいようで、こちらはきっとまた次回登場するでしょう。
風船バレー
これは私が初めてレクリエーションを担当した時にやったものです。
保育園や幼稚園の室内遊びでも行う事がありますが、簡単なルールを決めてやると中学生や高校生でも意外と盛り上がります!
私が考えたルールは本当に単純ですが、
音楽を流しながらやって止めた時に持ってる人は負け!
こばりん
というもので罰ゲームとかも何もないですが、それだけでも結構楽しくできました!
用意するもの | ねらい |
|
音楽を流すことで気持ちを盛り上げて普段一人で過ごしているような利用者さんも一緒に楽しむ。 |
時間に余裕があれば膨らませた風船に絵を描いてあげたりすると喜ばれます!
|
私は「鬼滅の刃」のキャラクターや「ポケモン」のキャラクターを描いておいたら結構高校生の利用者さんも喜んでくれました。
|
ちょっとした工夫でより良いレクリエーションになるかもしれませんね!
歌を歌う
と言ってもただCDを流して歌うだけではありません!
この時はクリスマスも近い事もあり、 職員の方が持参したギターで生音演奏で「ジングルベル」を歌いました。
用意するもの | ねらい |
|
いつもとは違う生音演奏で、音楽に触れて楽しむ。 |
私の居る施設には音楽が好きな利用者さんが多く、普段は製作などやっていても参加しないような方も楽しそうでした!
後は 普段はCDを流して歌うところを職員のギターの生演奏という所にも食いついていましたね~!
施設に電子ピアノがあればそれでも良いと思います。
|
私も次回のレクリエーションはピアノ使ったものを考えようかな!とか意欲が沸いてきましたよ(笑)。
簡単なエアロビクス
これも結構盛り上がりましたね!
洋楽の曲に合わせて職員さんが考えた簡単な振り付けをみんなでやる!というものでした。
用意するもの | ねらい |
|
みんなで楽しく身体を動かしてあったまる。 |
女子高生の利用者さんがノリノリでとても楽しそうでしたが、途中職員の先生が
振付ここから忘れた(笑)みんな適当に楽しく踊ろうね~!!
職員
などというハプニングがありましたが、私はこういうノリが嫌いじゃないです(笑)。
魚釣りゲーム
夏祭りなどのイベントでも出来そうなレクリエーションですね!
魚釣りセットを一度作っておけば繰り返し使う事も出来るのでおすすめです!
詳しくは上記をご覧ください。
じゃんけんゲーム
ルールを知らない人はほぼ居ないかと思うので、簡単に出来るかと思います。
なので少しひねったルールを加えたりやり方を工夫してみてもよいでしょう。
宝探し
やり方は至ってシンプルです。
点数を書いた宝を施設内のありとあらゆる所に予め隠しておいて、タイマーがなるまでみんなで探してもらう!というものです。
ポイントは宝の数ではなく点数で競うというところです。
ちなみに宝は折り紙で作ったものでした。
|
たくさん用意することも想定するとあまり凝ったものより簡単なものを作った方が効率良いでしょう。
ジェスチャーゲーム
これはレクリエーションで検索するとわりと出てきて、色んなルールがあると思います。
私の場合は、
- チーム制
- 伝言ゲーム形式
です。
流れはこんな感じです。
というものです。
いくつかお題を用意しといてリレーのようにたくさん答えられたチームが勝ち!などとルールを加えても楽しいかもしれませんね!
お題は「カレーを食べてるところ」とか「自転車に乗っている」とかありきたりのものでいいと思います。
障害児向けレクリエーションを行う上での注意点
レクリエーションを楽しく行うためにも、いくつか注意しなければならないことがあるので私なりに思った事をまとめてみました。
- 他害がある利用者さんと他の利用者さんの距離に気を付ける
- 乗り気じゃない利用者さんには無理をさせない
- 個別対応が必要な利用者さんからは目を離さない
上記を一つずつ簡単に説明するとこんな感じです。
他害がある利用者さんと他の利用者さんとの距離感
利用者さんの中には「自分の思いがうまく伝わらない事」や「自分の思い通りにならない事」で 他害行為をしてしまう方も居ます。
そのような場合は 利用者さん同士の距離感に気を付けたり、その方の 居場所の確保をしたりなどの対応をします。
乗り気じゃない利用者さんには無理をさせない
みんなが楽しめるように、とは言え、もちろん中には 一人で居たいとか今はやりたくない、これがしたい、などと拘りの強い利用者さんも居ます。
そのような利用者さんには無理に連れて行こうとせずに、
こっちのクラスで今レクやってるから気が向いたら来てね~!
こばりん
というように声掛けだけして様子を見るようにします。
個別対応が必要な利用者さんからは目を離さない
例えば私が一番最初に担当した利用者さんですが、中学生の男の子で、 自分の身の回りの事だけではなく危険認知ができない利用者さんでした。
このような場合はレクリエーションの時だけではなく、常に目を見張って居ないといけません。
他害のある利用者さんや周りが見えずに急に走り出したりする利用者さんから守ったりと個別対応が必要な場合は目を離してはいけません。
もちろん他害行為のある利用者さんにも個別対応で職員さんがついています。
周りとうまく連携する事が必要なので、レクリエーションや行事の時などは事前に「こういうふうにしよう」と話し合っておくことが必要です。
まとめ
今回は障害児向けのレクリエーションで簡単にできるものについてお話させていただきました。
色んな年齢の利用者さんが居て、抱えている障害の種類もさまざまなので、レクリエーションを考えるのも結構難しいですよね。
私もまだそんなに担当した事ないですが、施設長さんに相談したところ
全員が楽しく参加できるのが一番だけど、年齢層が広いとなかなか難しいし、始めはどんな子に楽しんでもらいたいかターゲットを決めちゃった方がやりやすいかもよ!
施設長
との事でした。
なので私は、 自分が入職してから一番最初に個別対応していた男の子をターゲットにしたレクリエーションを考えました!
他の先輩職員のレクリエーションを見て参考にしたりの毎日ですが、またおすすめがあればどんどん更新していくので、少しでも参考になれば読者登録お願いします!