保育士の仕事は掃除ばかり?現場の様子をお届けします!
ごきげんよう!こばりんです!
今回は保育士の仕事は本当に掃除ばかりなのか?ということについてお話したいと思います。
- 保育士の仕事は掃除ばかり?
- 掃除する場所
保育士の仕事は本当に掃除ばかり?
う~ん・・・これは否定できない事案ですね。
特に担任の先生ではなく「フリーの先生」及び「保育補助」の先生はそうなってしまう事が多いかと思われます。
実際にうちの保育園はフリーの先生(保育補助)が毎日の掃除をほとんどしてくれます。
しかし、保育室と子供用のトイレに関しては担任の先生がおやつの後や給食のあとに掃除しています。
保育園となると、常に清潔や衛生面を保たなければいけない場所なので、掃除や消毒は常に行わなければいけません。
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私は入ったばかりの頃、消毒スプレーと雑巾をいつも持ち歩いていたような気がします。
具体的にどのような場所を掃除しているの?
それでは具体的に言うとどのようなところを掃除しているのか見ていきましょう。
毎日掃除するところ
午前中(これはほとんどフリーの先生がやります。)
- 掃き掃除…〇
- 拭き掃除…●
玄関 | 〇● |
園庭 | 〇 |
正門 | 〇 |
中階段 | 〇● |
外階段 | 〇● |
1階と2階の職員用トイレ | 〇● |
2階の子供トイレ | 〇● |
午後(これは基本的には担任の先生がやります。)
保育室 | 〇● |
1階の子供トイレ | 〇● |
テラス | 〇● |
これの他におやつや給食の時に敷くシートや、その下の床拭きやテーブルを拭くという作業もあります。
基本的にクラスの事は担任の先生がやりますが、時間がかかりすぎていたりするとフリーの先生がフォローで入ります。
毎月の掃除
- 保育室、更衣室、カーテンの埃取り
- 金魚、メダカの掃除
- 門の溝の掃除
- 2階天井とファンの埃取り
- 扇風機、エアコン、ヒーターのフィルター掃除
出来れば自分が休みの日に終わってたりしないかな~なんて事案ばかりですよね(笑)。
ちなみにうちの保育園には屋根裏があってそこが使わないものをしまってく物置なのですが、そこはとってもカオスになっていてフリーの先生が片づけることが多いです。
この他にも 季節の変わり目に園庭の大掃除(芝生の草取り、泥を捨てるなど)や、砂場の整理、お散歩用のベビーカーの掃除などがあります。
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汚れ仕事には使い捨てゴム手袋は欠かせませんよ!
この前は外遊びで使ったブルーシートをホースで水を流しながらデッキブラシで洗うという事をしました(笑)。
一応これだけのことをやっていても長時間勤務の先生はクラスに入ることもあります。
実際に私は午後は二歳児クラスにフォローで入ることが多いです。
掃除の大切さと掃除をする意味
初日に用務員のおばあちゃん先生が掃除を教えてくれたのですが、これがまたドラマに出てくるようなTHE 姑って感じでしたよ(笑)。
「こんな人本当にいるんだ~」って位細かくて本当にびっくりしました!
~給食後にお片付けのフォローしてたら~
「こばりん先生、ここ拭いてくれたの?」
「はい~拭きましたよ~」
「(通りすがりに)ご飯粒1つ落ちてたから拭いてないのかと思っちゃった!」
ってなやり取りもありました(笑)。
私にもかつて姑という存在の人がいましたが、そんなやりとり一回もした事なかったな~なんて逆に関心しましたよ!
用務員の先生には時々こんな嫌味言われて「カチーン」と来ることもありますが、実際この人が私達フリーの先生の掃除という仕事をほとんどやってくれていて、ちらっと見ると本当に細かいところまで掃除してくださっています。
日本では昔から「掃き清める」「拭き清める」と言いますからね。
実際保育園は0~2歳など小さい子は落ちてるものを拾って舐めたりしかねないので、そういった意味でもきちんと掃除する、衛生面を保つことがとても大切です。
それを身をもって教えてくれた先生なので、今の園を退職することになってもこの人の事は忘れないでしょう(笑)。
まとめ
今回は、保育士の仕事は掃除ばかりなのか?という事についてまとめてみました。
担任の先生ではない限りフリーの先生及び保育補助は掃除ばかりです。
実際私はフリーの先生として実労働8時間勤務で、子供と触れ合うのは朝の1時間と午後の3時間位です。
園児の休みが多くて先生が足りてるともっと少ないこともあります。
4時間勤務の短時間のパートさんなんか1度も保育に入らないこともあります。
とは言え、フリーの先生の仕事はもちろん掃除だけではありません。
きちんと掃除をしているから子供達が笑って過ごせる、担任の先生達を支えてる、と胸を張って仕事しましょう。