放課後等デイサービスでの事故事例とその対応マニュアルは?
ごきげんよう!こばりんです!
今回は放課後等デイサービスでの事故事例とその対応マニュアルについてお話したいと思います。
- 放課後等デイサービスで働く人
- 発達支援に興味がある人
- 放課後等デイサービスでの事故事例について知りたい人
- 事故が起きた時の対応について知りたい人
放課後等デイサービスでの事故事例はどんなものがあるの?
単純に「事故」とだけ聞くと交通事故などを想像してしまいますよね~!
しかし放課後等デイサービスだとそれだけではないのです!
私の居る施設ではこんな事故事例がありました。
他害
元々お友達と関わる事が大好きな利用者さんです。
- ソファーで寝ていた隣の利用者さんを引っ掻く
- 仲の良い利用者さんとハイタッチをしようとして手を合わせようとして爪を立てる
- 通りすがりの利用者さんの髪の毛を引っ張る
といった事がありました。
その利用者さんの中ではコミュニケーションを取りたくてやってしまうのです。
ですが他の利用者さんに怪我をさせてしまってはいけませんし、周りの指導員と協力して対応していくことが必要になってきますよね。
連絡帳の入れ間違い
とにかく連絡帳のケースの中身を全部仕分けする事にこだわりがある利用者さんによって起こってしまった事例です。
指導員が連絡帳を記入し終わってケースにしまおうとしていたら、その利用者さんが来ていじった事によって「他の利用者さんのものと入れ替わってしまった」という事がありました。
自分の分だけやるのではなく、そこにある全ての連絡帳をケースの中から中身を出してしまうので自分が担当の時に遭遇すると
Nooooooooooooooo!!!!!!!!!
こばりん
ですよ・・・。
連絡帳は利用者さんの個人情報でもあるのでこういった事故に対しても対応が必要ですね。
車両破損
利用者さんを家まで送り届ける時に起こってしまった事故です。
新しく入って来た利用者さんの家で、道がうろ覚えだったために何となく進んでいたら道を間違えてしまい、焦った時に近くのコンビニの縁石に擦ってしまったとの事でした。
その時に利用者さんも乗っていましたが、幸い怪我人はいませんでした!
しかし危険な目に遭わせてしまった事は事実ですし、これを機に送迎マニュアルを
再度見直す事が大切ですね。
壁破損
気持ちの波が激しい利用者さんで、周りの声がうるさかったり、行事など自分の好きな事がなくなると壁を叩くという事があります。
それで壁のスイッチの上あたりに大きな穴を開けてしまうという事故がありました。
もう壁の中の電気回路が見えるくらいの穴ですよ・・・。
頭の中を覗ければどんなにいいか、と何度も思いましたね。
放課後等デイサービスでの事故への対応マニュアルは?
ではこのような事が起きた時に実際どのように対応、改善していけば良いのでしょうか?
起きてしまった事は仕方ありません。
ここは焦らず落ち着いて自分の施設の対応マニュアルに従い、落ち着いて対応しましょう。
私の所ではこのような感じで対応します。
他害
本人は友達が好きでコミュニケーションが取りたいだけなのです。
ですが相手に怪我をさせないためには
- 友達と関わりたい気持ちを受け止める
- 他害の可能性がある事に注意して非接触のコミュニケーション
- 手の届く所に他の利用者が座らないようにする
- 担当指導員だけでなく他の指導員も配慮する
などの対応をする事にして、時には自分が盾になる事もあります!
連絡帳の入れ間違い
連絡帳へのこだわりが強い事を念頭におき、
- 目に触れない場所で連絡帳を記入するように工夫する。
- 記入するときは連絡帳を入れているケースやカゴは一緒に持ち歩かない
などの配慮が必要です。
私も連絡帳を書く日は予め別の部屋で書くなどの配慮をしています。
車両破損
これは運転手だけの責任ではなく、添乗している指導員も
1番は○○さんちで合ってますか?
運転手
はい!○○分到着予定です。
こばりん
などとお互いに声を掛け合って協力しながら送迎する事が大切です。
事故が起きた時は
- 送迎マニュアルを確認して応援を呼ぶ
- 安全な場所で待機する
- 利用者さんの家に遅れるかもしれないという連絡を入れる
私の居る施設ではこのような対応マニュアルになっていました。
私自身はペーパードライバーに近いので、いつも運転してくれる指導員さんが仕事しやすいように添乗員の仕事をしっかり努めたいと思います。
壁破損
気持ちに波がある利用者さんだといつ不穏になるか分かりません。
私達の放課後等デイサービスでは、そんな時に備えてマットレスやクッションを挟むようにしています。
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疲れたら横にもなれるのでマットレスはかなり重宝しています。
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クッションと言うか私は座布団の方が持ちやすいのでこちらで対応することが多いです。
活動の時間が長すぎたりしてもストレスになるので、不穏になりそうになったら
それ終わったらお茶でも飲んで休憩しよっか!
こばりん
などと調整する事も大切です。
どうしたら楽しく過ごせるか毎日試行錯誤です。
まとめ
今回は放課後等デイサービスでの事故事例とその対応マニュアルについてお話させていただきました。
事故を未然に防げれば一番ですが、起こってしまった時は焦らず冷静に対応しましょう。
「何が起きても動じない。」
私がそんな風になれるにはもう少し時間がかかりそうですけどね(笑)。