自己決定を促す事は大切!?社会福祉の支援の1つ!?
ごきげんよう!こばりんです!
今回は自己決定を促す事や、それが社会福祉の支援でもある事について
お話したいと思います。
- これから福祉関連の仕事をする人
- 福祉関連の勉強をしている人
- 自己決定とは何か?について知りたい人
自己決定とは何か?
保育士や社会福祉関連の勉強をした人なら分かると思いますが、まず 「そもそも自己決定って何?」と思う方もいるでしょう。
そんな方のために簡単に説明したいと思います。
一般的には自分の人生や生活について自ら決定を下す事です。
社会福祉でよく耳にする、バイスティックの7原則の1つにも「自己決定の原則」というものがあります。
- 個別化の原則
- 意図的な感情表出の原則
- 受容の原則
- 非審判的態度の原則
- 統制された情緒関与の原則
- 自己決定の原則
- 秘密保持の原則
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バイスティックの7原則についてはまた別の記事でお話したいと思います。
自己決定を促す事は大切?
上記で説明した通り「自己決定」とは、自らの意思で行動したり判断する事なので、とても大切です。
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自分で何かしよう、とか自分で決める事は自立への一歩でもあります。
他人や支援者が問題解決のための行動などを命令する事があってはいけません。
自己決定を促す事は社会福祉の支援の1つでもあります。
もはやこれが一番大切な支援と言えるかもしれません。
「自分でやろう!」という気持ちやどんな事に興味を持っているか、まずは利用者さんをよく観察し、その方の活動の見通しを持ちましょう。
私の勤務している放課後等デイサービスでは、その時々の様子を日報などに記録して、成長や変化を全体で把握できるようにします。
そして利用者さんがまず自分で出来るか出来ないか、自分でやろうとするかどうかを見極めて、必要な場合だけ声掛けや手伝いをして支援を行います。
徐々に「自分でやろう」とするように 自己決定を促す支援をスモールステップで根気よく行う事が大切ですね。
その名の通り 「小さな階段」です。
初めから高い目標を掲げるのではなく、小さな目標を沢山達成し、成功体験を重ねながら最終目標に近づける事です。
成功体験を沢山重ねる事で、「自分からやろう」とする気持ちに繋がるかもしれませんね!
まとめ
今回は自己決定を促す事とそれは社会福祉の支援でもあるという事についてお話させていただきました。
自己決定を促すには、まず利用者さんの事をよく観察する事、そして自分でどこまで出来るのか判断し、必要な時に手伝うという事が大切です。
小さな成功体験を重ねる事で、利用者さんの自己決定を促す事に繋がるでしょう。
利用者さんと一緒に色んな体験をして、自分も1人の支援者として成長していきたいですね。