バタバタ保育士ライフ!

子どもの試し行動って何?その対応を保育士はどうする!?

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こばりんです。 30代から未経験で保育園に勤務、その後転職し、発達障害の子向けのデイサービスにパート勤務しています。 学生の頃からの趣味だったライターをしています。 お笑いとワインが大好物! 小学生の息子がいるシングルマザーでもあります。
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ごきげんよう!こばりんです!

今回は子どもによくある試し行動とその対応についてお話したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 保育士さん
  • 新人さんや転職したばかりの保育士さん
  • 試し行動に悩んでいる人
  • 試し行動について知りたい人




子どもの試し行動って何?

保育士をしていたら1度は耳にした事あるでしょう。

試し行動とは?

相手に向けて 「この人は自分をどこまで受け止めてくれるのか」を探る行動の事です。

悪い事と分かっていてもわざと相手を困らせたり、周りの反応を見ます。

中には保育士や大人の反応を見て楽しむ子どもも居るので、対応には注意が必要ですね。

私が実際に経験した試し行動はこんな感じです。

  • 物を投げる
  • かみつく
  • 叩く、つねる、爪を立てる
  • 髪の毛を引っ張る
  • つばをかける、垂らす
  • わざと自分自身を傷つける
  • 食べ物を床に落とす
  • 飲み物を吹き出す
  • その場から動かない
  • 大声で叫ぶなど

放課後等デイサービスに勤務してから特に「試し行動」という名の洗礼を受ける事が増えました(笑)。

何で試し行動をするの?

結論から言うと、 「あなたがどこまで自分を受け止めてくれるか」を値踏みしているのです。

言い方を変えると 「どこまで許してくれるのか」です。

もっと分かりやすくすると

あの先生なら怖くないし何しても大丈夫だよね~!

子ども

となるかどうかを判断しているのです。

めちゃくちゃ厄介ですね・・・・。

こうなってしまうと自分が担当した時には好き放題、やりたい放題になってしまう可能性大ですし、何か指示をしても通らない事が多いでしょう。

そうならないために大切なのは 「関係性を作る事」です。

という訳で、次の見出しでは実際に私が試し行動をされた時にした対応を紹介します。

こんなやり方もあるんだって気持ちで見ていただければと思います。

子どもの試し行動への対応を保育士はどうする?

特に新人の保育士さんや新しく担任になった保育士さんは試し行動に悩む事が多いのではないでしょうか?

私も新しく関わる子から何度も試し行動をされていて何度も悩みました。

他の先生にはしないのに私にだけしてくるー!!

こばりん

と思う事も多かったです。

でも悩む事はありません。

試し行動とはそういうものなのです。

慣れて来てもまた悪戯をしてくる事はありますし、試し行動期間が過ぎても油断はできませんね!

そこでここでは私が実際やってみてちょっと楽になった対応を紹介していきたいと思います。

子どもの気持ちを受け止める

子どもがどうしたいのかをよく観察して理解する事が大切です。

子どもの事を理解する事で、子どもも自分を信頼してくれます。

どうしてそんなことをしてしまうのかを考えてみましょう。

  • 周りが騒がしくてイライラしている
  • お腹が空いておやつの時間が待ち遠しい
  • 構ってほしい
  • 自分だけを見てほしい
  • 新しい先生(職員)を独り占めしたい
  • 気を引きたいなど

こんな所でしょうか。

実体験ですが、私の場合はこんな声掛けをしてみました。

○○ちゃんもうすぐおやつだからね~もう少しだけ待っててね~

こばりん

ちゃんと○○ちゃんの事見てるよ~

こばりん

こう言えば絶対大丈夫という事はありませんが、子どもの気持ちに寄り添ってあげる事が大切かと思います。

反応しない

これは特に自分が叩かれたり、自分に対して物を投げるなどの悪戯をされた時の対応です。

叩かれたりしたら痛いですし、お茶を吹きかけられたら思わず

あ~!!もう!!!

こばりん

このように何かしらの反応をしてしまう事も多いでしょう。

子どもが悪ふざけをしている場合に、 相手の反応を見て楽しんでエスカレートしてしまう事もあるので、このような時の対応はただ一つ。

反応しない事です。

こうする事で子どもも

あ・・・この人にはいたずらしてもおもしろくないな・・・

子ども

と次第に緩和されてくる事でしょう。

ダメな事はちゃんと注意する

受け止めるからと言ってなんでもかんでも許してしまうのは違います。

危ない事や悪さをしていたらそれは注意しなくてはなりません。

最初は注意をしても指示が通らない事も多いでしょうが、関係性が築けるまでは仕方のないことです。

子どもとの関わりを続けて自分のやり方を見つけていきましょう。

良い事をしたら褒める

誰しも褒められて嫌な事はありません!

良い事、やるべきことが出来たら褒めてあげましょう!

  • 1人で着替えが出来た時
  • トイレに成功した時
  • お片付けが出来た時
  • 最後まで歩けた時
  • 悪い事をして謝れた時など

特に今しなくてはいけない事をスムーズに出来た時に褒めてあげると効果的です。

子どもの自己肯定感も上がり、関係性も構築されて指示が通りやすくなるでしょう。

まとめ

今回は子どもによくある試し行動とその対応についてお話させていただきました。

頭では分かっていてもなかなか難しいですよね。

結局のところ保育や療育に正解はありません。 色んな声掛けや支援の仕方を試してみて、自分に合ったやり方を見つけてみてください。

ここまで読んで下さってありがとうございました。

このページが誰かの明日繋がりますように。

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こばりんです。 30代から未経験で保育園に勤務、その後転職し、発達障害の子向けのデイサービスにパート勤務しています。 学生の頃からの趣味だったライターをしています。 お笑いとワインが大好物! 小学生の息子がいるシングルマザーでもあります。
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