三大栄養素って?五大栄養素は?ざっくりと覚えておこう!
ごきげんよう!こばりんです!
今回は三大栄養素と五大栄養素についてお話したいと思います。
- 保育士試験を受ける人
- 子どもの食と栄養を勉強している人
- 栄養素について再確認したい人
三大栄養素って何?
結論からすると、炭水化物、脂質、タンパク質の3つです。
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この三大栄養素は私達の体の中でどんな働きをしているのか詳しく見て行きましょう。
三大栄養素は主に、体内のエネルギー源や体の組織を作る働きをします。
炭水化物
食べ物で例えるならご飯やパンですね。
脳や体を動かすエネルギーになります。
糖質ともいわれるのですが、糖質は炭水化物の一部です。
炭水化物には糖質と食物繊維に分けられます。
糖質は体内に吸収されると体が活動するためのエネルギー源になるのですが、食物繊維はエネルギーになりません。
脂質
食べ物で例えるとバターやマヨネーズが分かりやすいでしょう。
1グラムあたり9キロカロリーのエネルギーを摂取する事が出来ます。
さらにホルモンや細胞膜、核膜を作ったり、皮下脂肪として臓器を守ります。
また寒冷から体を守ってくれる大切な栄養素の1つです。
摂りすぎると肥満などの原因になるので注意しましょう。
タンパク質
食べ物で例えるなら お肉や魚などですね。
人の体のほとんどがタンパク質で構成されています。
70パーセントは水分と言われていますが、20パーセントはタンパク質です。
皮膚や髪の毛、筋肉を構成したり、ホルモンや免疫物質の調整機能を作る材料にもなっているのです。
特に子どもの成長期には大変重要な栄養素で、体を作り上げるだけではなく脳の発達にも大きな影響を及ぼします。
五大栄養素って何?
上記で紹介した三大栄養素にビタミンとミネラルを追加したものが五大栄養素となります。
ではそのビタミンやミネラルがどんな働きをしているのか見てみましょう。
ビタミンやミネラルは主に体の調子を整える働きをします。
エネルギーにはならないのですが、三大栄養素の分解や合成を助けるのです。
ビタミン
ビタミンは野菜や果物に多く含まれる栄養素で、体内ではほぼ合成できず、 不足してしまうと欠乏症となるおそれがある有機化合物の総称です。
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2種類に分かれます。
ミネラル
ミネラルは野菜、果物、海藻、乳製品に多く含まれます。
無機質とも呼ばれ、人の体に必要なミネラルは、カルシウム、鉄、ナトリウムなど16種類あります。
まとめ
今回は三大栄養素と五大栄養素についてお話させていただきました。
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子どもの食と栄養は保育士試験の9教科の中でもわりと難関科目となっております。
私の場合はポイントとなるキーワードを意味が分からなくても何となくざっくりと頭に入れて置いて細かい部分は捨ててました(笑)。
今回お話した三大栄養素と五大栄養素はおそらく小学校の家庭科でも習ったような内容かと思います。
取れる問題はしっかりと抑え、確実に点数を確保していきましょう!
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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