これってパワハラ!?どこからパワハラになるの?
ごきげんよう!こばりんです!
今回はパワハラはどこからなのかという事についてお話させていただきます。
- パワハラに悩んでいる人
- パワハラについて知りたい人
- 誰かに相談された人
- 人の多い職場で働いている人
パワハラとは?
どんな職種でも人と交わる仕事だと何かしらトラブルはあると思います。
その一つが「パワハラ」です。
職場でのパワハラについて簡単に説明させていただきます。
パワーハラスメントの略称です。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
これらが職場でのパワハラになります。
身体的な攻撃
要するに手を上げるなどの物理的な暴力の事ですね。
精神的な攻撃
- 人格を否定するような言動をする
- 必要以上に長時間にわたり厳しくしかる、責める
- 他の職員や子ども、利用者様の前で大声で罵倒したりするなど
- 脅迫
- 名誉棄損
- 侮辱
- ひどい暴言
威圧的な態度を取ったり、能力を否定する、罵倒するような内容のメールを送信する事も精神的な攻撃に入ります。
人間関係からの切り離し
- 意図的に仕事の担当を外す
- 長期間に渡り別の部屋に隔離する
- 自宅研修をさせる
- 1人の労働者を集団で無視する
- 必要な情報を与えないなど
- 隔離
- 仲間外れ
- 無視
このような事をして職場から孤立させる事もパワハラに該当します。
過大な要求
- (新卒採用者に対して)充分な研修も行わないまま明らかに対応できないような目標を与えて、達成できなかった事に対して厳しく叱る
- 業務とは関係ない雑用を強制する
- 猛暑、極寒の中、肉体的苦痛を伴う過酷な環境下で、勤務に必要のない作業を命じる
- 明らかに不可能な事の強制
- 仕事の妨害
必要以上に拘束したり、能力以上の業務を強制する事ですね。
過小な要求
- 高度の経験や能力がある労働者に対してごく簡単な業務を指示する
- 気に入らない労働者に対して意図的に仕事を与えない
- 勤務のシフトを外す
要するに能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じたり、仕事をさせない事です。
個の侵害
- 職場の内外で継続的に監視する
- 私物の写真撮影をする
- 個人情報を本人の了承を得ずに職場で暴露する
要するに私的な事に過度に立ち入る事です。
これってパワハラ?
保育士や福祉業界でも例外ではありません。
職場に居るのは職員だけではなく、子どもや利用者様も居ます。
人が沢山いる環境下で少なからず悩みが生じる事はあるでしょう。
その中で
これってもしかして・・・パワハラ?
こばりん
となるような事はありませんか?
明確になるような状況だけではなく、微妙なラインてありますよね?
どこからパワハラになるのだろうかって悩みますよね。
そんな時は厚生労働省が定めた パワハラの要素と照らし合わせてみてください。
どこからパワハラになるの?
パワハラとはどこからになるのでしょうか?
難しいところですよね。
では厚生労働省が定める パワハラの要素となるものを3つ紹介します。
優越的な関係に基づいて行われる事
分かりやすく例えるとこんな感じです。
- 職務上の地位が上の者による行為
- 同僚や部下による行為で、その行為を行う物が業務上必要な経験や知識があるにも関わらず、協力をしない事
- 同僚又は部下からの集団による行為で、抵抗や拒絶する事が困難なもの
要するに 立場や関係性を利用して上記のような事をするとパワハラになりますよ~って事ですかね。
業務の適正な範囲を超えて行われる事
分かりやすく例えるとこんな感じです。
- 業務上明らかに必要性のない行為
- 業務の目的からずれた行為
- 業務を遂行するにあたって不適当な行為
- 当該行為の回数、行為をするものの数、その様子や方法が社会通念に照らして許容範囲を超える行為
「これって必要?」とか 「そこまでする?」って事ですかね?
身体的あるいは精神的な苦痛を与える事、又は就業環境を害する事
分かりやすく例えるとこんな感じです。
- 暴力により傷害を負わせる事
- 暴言を吐く事などで人格を否定する事
- 何度も大声で怒鳴る
- 激しい叱責をしつこく繰り返す
- 暴言や責め立てる事によって恐怖を感じさせる事
- 長期にわたる無視
- 能力に見合わない業務をさせる
- 仕事に対する意欲を低下させるような行為
他の職員や子どもの前で怒鳴り散らされたり、人格を否定する事もパワハラの要素となります。
またそれによって
仕事行きたくない~~・・・どうせ私なんて・・・
こばりん
というように意欲を失わせる事もパワハラに値するという事ですね。
パワハラに悩んでいるあなたへ捧ぐ対策方法
パワハラは許される行為ではありません。
もしもパワハラで悩んでいるのなら、以下の方法を試してみてください。
相談できる上司が居る場合
職場に信頼出来て相談できるような間柄の上司が居るなら、 まずは時間を作ってもらって自分がパワハラに悩んでいる事を相談してみましょう。
相談して解決するのならそれに越した事はありませからね。
そこで大切なのがパワハラに関する悩みを明確に伝える事です。
相談したいパワハラの内容を予め具体的にまとめておくとスムーズに伝わると思います。
- いつ(いつから)(どんな時)
- 誰に
- 何をされた(もしくはされている)
- 自分はどうしたいのか
↑これらを意識してメモでもいいのでパワハラの内容をまとめてからお話すると、伝わりやすく、相談された相手も理解しやすいかと思います。
上司も頼れない場合
それでは、相談できるような上司が居ない場合についてです。
もしくはパワハラの根源が上司だった場合も含まれますね。
自分がどうしたいのか考える
まずは自分が今後その職場でどうしたいのかを考えましょう。
- パワハラをしている相手とうまくやっていきたいのか?
- もうその人と関わりたくないのか?
- 退職したいのかどうか?など
これらの内容をまずは書類にしてみましょう。
先述したようにパワハラの内容も忘れずに明記してください。
念には念をでメモの他に データも用意しておくと尚良いでしょう。
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これらの武器を装備した上で会社の人事部や相談窓口に掛け合ってみてください。
もしくは都道府県の労働基準監督署の「総合労働相談センター」に問い合わせてみましょう。
「証拠」という最大の武器を手にしたあなたは無敵です。
今の状況をどうにかしたいと思うのならどうか諦めないでください。
まとめ
今回はパワハラはどこからなのか?という事についてお話させていただきました。
「自分はもしかしてパワハラされているのでは?」
と悩む事があるのなら パワハラの要素と どこからパワハラになるのかという事を照らし合わせてみてください。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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