放課後等デイサービスでの子供達の遊びは独特?子供同士の関係性は!?
ごきげんよう!こばりんです!
今回は放課後等デイサービスの子供達の遊びについてお話したいと思います。
- 放課後等デイサービスでどんな事をしているのか知りたい人
- 児童発達の仕事に興味がある人
- 子供と関わる仕事をしている人
放課後等デイサービスでの子供達の遊びは独特?
放課後等デイサービスは子供達が学校が終わった後に余暇時間を過ごす場所です。
特に自主活動の時間は宿題をやる子供も居れば自分の趣味や好きな事を楽しむ子供達も居ます。
私の勤務している放課後等デイサービスの子供達の過ごし方は本当に様々で独特です。
普通の放課後児童クラブとは違った遊びが見られる事が多いので今回はどんな事をしているのか紹介したいと思います。
放課後等デイサービスでの子供の遊び
では私の居る放課後等デイサービスの子供達がしている独特でとてもクリエイティブだと思った2人の遊びを紹介したいと思います。
将来はデザイナー!?作るの大好きAさんの場合
Aさんは 元々手芸や製作、イラストを描いたりするのが大好きです。
製作をするときも企画自体は職員が考えたものですが、Aさんはそれをさらに高いクオリティのものに仕上げる事ができる方です。
自主活動の時間の過ごし方は基本的に自由ですが、Aさんは突発的に何か閃いたように自分のやりたい事を言い出す事が多いです。
拾ってきたお花をラミネート
活動中のお散歩から帰って来た時の事です。
このお花でラミネートする!!
Aさん
どうやら途中で拾って来たお花をラミネートして施設内に飾りたいとの事でした。
出来上がったのがこのような感じのものでした。
お散歩している時に拾ったお花が子供の手でこんな風に生まれ変わるなんて素敵ですよね。
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私も一緒にやってて思わず楽しんでしまいました(笑)。
旅行雑誌を再現する
施設には漫画や文庫本だけではなく、るるぶなどの旅行雑誌も置いてあります。
Aさんはたまに旅行雑誌を眺めている事があるのですが、ある日自分で持ってきたファイル(しかも表紙を繋ぐ部分を自分で編み込んである)に読んでいた 旅行雑誌のページをコピーして再現するという事をやり始めました。
お気に入りの雑誌があったとしても、それを再現しようという発想がすごく斬新だと思いました。
コピーは1日3枚までとルールを決めているのでこの遊びは雑誌が完成するまで続く事でしょう(笑)。
未来のクリエイター!?音楽と絵が大好きB君の場合
B君も元々音楽や絵を描く事が大好きです。
普段も歌を歌いながら絵を描いて過ごす事が多いです。
自分の描いた絵をラミネート
彼もまたラミネートにハマっていた時期がありました。
自分で描いた絵をラミネートして持って帰りたいとの事で、Aさんのお花のラミネートとB君の絵のラミネートを見て、私もちゃっかり思いついてしまったのがこれです(笑)。
イラスト+切り絵で作ったお花をラミネートさせていただきました(笑)。
2人の遊びを組み合わせたら素敵な作品が生まれそうですよね。
歌詞カードを再現
B君は音楽を聴くのも歌うのも好きで、歌詞カードを見ながらCDを聴くという事があります。
その歌詞カードへのこだわりも強く、それをコピーして自分なりに再現したいとの事で自主活動の時に
コピー!
B君
と言われたらだいたいこの歌詞カードの事だと施設の職員皆が周知しています。
こんな感じです。
遠足のしおり作る係とかに任命したいですね(笑)!
絵本の好きなシーンを再現する
これもまた素晴らしい作品だと初めに言っておきたいです。
彼が好きな絵本「わんぱくだん」シリーズのシーンをカラーコピー紙などでキャラクターを切って立体的に再現していました。
こんな感じでしたね。
わんぱくだんの絵本が大好きでその絵を描いているのはよく見かけたのですが、シーンを立体化して再現する遊びを見た時は思わず
自由研究か!
こばりん
と突っ込んでしまいましたね(笑)。
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その立体図はプールに水を溜めているシーンを再現しているみたいなのですが、作ったプールの中に本当に水を入れようとしたのには職員一同驚きを隠せませんでした!
放課後等デイサービスの子供同士の関係性は?
AさんとB君は関係性に注意が必要と言われている2人ですが、やっている事が通ずる部分が多い気がします。
- コピーする
- 何かを再現する
- 芸術的
- 一部に強いこだわりがある
2人の共通点は他にもありますが、活動内容に着目すると上記になります。
関係性に注意していますが、やっている事は似ているし好きな事が似ているので、実は気が合うのでは?と個人的に思っています。
まとめ
今回は放課後等デイサービスの子供達の遊びについてお話させていただきました。
子供達の興味の幅が広すぎて毎日が勉強です。
その遊びを見ていると、自分もレクネタや何かアイディアを思いつく事があるので、共に成長していけると実感しています!
ここまで読んで下さりありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。