意外と知られていない!?発達障害と知的障害の違いは?
ごきげんよう!こばりんです!
今回は私も未だに勉強中のテーマ、発達障害と知的障害の違いについてお話したいと思います。
- 保育士さん
- 児童指導員さん
- 福祉関連で働く方
- 発達支援に興味がある方
- これから児童発達に関わる仕事をしたい方
発達障害とは?
発達障害とは、簡潔にいうと「脳機能の発達に関する障害」です。
発達障害者支援法によると、自閉症、アスペルガー症候群、その他広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など、脳機能の発達に関係する障害です。
通常は低年齢で発現されるものとされています。
発達障害のある人は、他者との関係作りや、コミュニケーション等がとても苦手ですが、優れた能力を持っている場合もあり、周りから見てもアンバランスで理解されにくい障害です。
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発達障害といっても色々ありますし、覚えきれない事だらけです。
人より知能が高すぎて学校でうまくやっていけないという児童もいました。
何か1つでも特化した才能があるにも関わらず、生きづらさを感じている児童も多いです。
例えばうちのデイに居る児童だと、計算が異様に早いとか絵が上手い、記憶力が怖い位良いとか、プログラミングに興味を持つ子も居て、実際に自分でゲームを作っている子もいます。
とにかく頭の回転が早い児童が多いですね。
知的障害とは?
知的障害とは、一言でいうと「知的発達の遅れ」です。
生活に関わる力の発達がゆっくりで、日常生活が送りにくくなります。
その症状や現れ方には個人差があり、症状が重ければ早期発見できるでしょう。
主な症状としては、言葉の遅れや複雑な事情や文章や会話の理解が出来なかったり、お金の計算が出来ない、手先の不器用さ、学校の勉強についていけない、などです。
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知的障害・・・と聞くとどうしても構えてしまう部分はあるでしょう。
ですが、難しい言い回しや言葉のニュアンスが理解できない事があるかもしれませんが、その分彼らは本当に純粋で、自分に向けてくれる気持ちが嘘でない事が明らかです。
その分自分の言葉に責任を持たないといけませんが、こちらが誠実に接すれば向こうは自分を信じてくれる気がします。
子供は予測不可能な存在で確実ではありませんが、私はそんな気がします!
つまり発達障害と知的障害の違いは?
発達障害と知的障害の違いを結論からお話すると、「脳機能の発達に関する障害」か「知的発達の遅れ」という事になりますね。
ただ、発達障害でも知的障害を伴う事もあったり、学校でうまくやっていけないなど困りごとも似ていたりするので、違いが分かりにくかったりするんですよね。
私も療育の仕事をやらせていただいていますが、未だに分からない事だらけです。
毎日が発見で新鮮です!!
自分の児童への接し方が正しいのか未だに分かりませんし、時々疲れてしまう事も多いです。
ですが、
こばりん先生と一緒に遊んで楽しかった!
児童
とか言われちゃうとそんなのふっとんじゃいますね(笑)。
まとめ
今回は発達障害と知的障害の違いについてお話させていただきました。
脳機能の障害か知的な遅れという事でしたが、障害といっても絶対に人よりも何かが劣っているとは限りません。
むしと優れている事が障害になる事もありえます。
私のデイにも周りよりも賢いがために生きにくいという児童も居れば、頭の回転が早すぎて教師を質問攻めにしてしまう児童も居るようです。
本来ならば褒めるべき存在なのですが、誰しもが「すごい!!」と好意的な反応をしてくれる訳ではありません。
そのような事態で生きづらさを感じてしまう児童のための居場所が放課後等デイサービスであり、私は今の仕事がとても楽しいです。
賢過ぎて生きにくいなんて凡人な私からするとなんと羨ましい・・・ですが、当人からしたら違うんですよね。
その気持ちを理解したいです。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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