本音で語ります!!放課後等デイサービスの仕事はきつい??
ごきげんよう!こばりんです!
今回は放課後等デイサービスの仕事はきついのか?というテーマでお話させていただきます。
- 保育士さん
- 保育園から転職を考えている人
- 保育士資格を活かしたい人
- 放課後等デイサービスの仕事に興味がある人
放課後等デイサービスの仕事はきついの?
結論からいうと私からすると保育園に比べたらラクです!!
というか楽しいです!!
放課後等デイサービスは発達障害を持つ児童への直接支援が主な仕事となっていますが、「発達障害」と聞くとなんとなく躊躇してしまう方も居るのではないでしょうか?
障害の程度を幅広く受け入れている施設によってはきついと感じるかもしれませんが、働いてみると意外と楽しいかもしれません。
というのも、そのような施設の場合は保育園と違ってマンツーマンで児童を担当する事が多いです。
保育園のように自分1人で一度に何人も相手にしなくていいのです!
児童1人1人とじっくり向き合えるし、自分の特技をプログラムなどで活かせる点が私にとっては最高の仕事だと思っています。
もちろんきついと感じる事はありますが、働く場所さえ間違えなければ楽しく仕事出来るでしょう。
私個人の価値観ですが、退職したデイにて
きつい!
気まずい!
しんどい!
と感じた事を紹介していきたいと思います。
これから発達支援に関わる仕事をしたい方の参考になれば嬉しいです。
放課後等デイサービスの仕事できつい事って?
それでは早速ですが、私が働いて見てきついと思う事をいくつかあげていきたいと思います!
資格がないと少し肩身が狭い
やはり無資格、未経験だと何となく肩身が狭いのは確かです。
特に児童指導員等加配加算も関連している事もあって、保育士や作業療法士のような国家資格があればよほどの事がない限りすぐに採用してもらえる事が多いです。
後は福祉の仕事や教職員としての経験があると尚良いです。
運転が出来ないと雇ってもらえない事がある
実は前にもお話したかもしれませんが、私は自動車の運転免許を持っているものの、大きい車だとあまり運転に自信がありません。
放課後等デイサービスの業務にはだいたいの所で送迎も含まれるため、正職員だと特に運転必須な所も多いです。
そのため運転が出来るかどうかの確認をされます。
私が今勤めているところは、指導員の他にドライバーさんも居るためそこまでうるさく言われないのがとてもありがたいです(笑)。
人間関係
実際に働いていた所であった出来事ですが、年配ばかりの所で働くのは色んな意味で少しきついと感じました。
その理由を簡潔にまとめるとこんな感じです↓
- 年配の方はあまり酷使出来ないためその分自分が働かされる
- 噂話好きな人が1人は居る
- アットホームを求められる事が多くなじめないときつい
- ベテランばかりで同世代が居ない事もある
- 昭和の価値観
- 悪気はないがデリカシーのない発言をする人が多い
- 無駄話ばかりで仕事が進まない事が多い
- マイクロマネジメントな上司だときつい
- 姑みたいな人が1人は居る
まだまだありますが私が感じたのはこんな感じです。
この見出しだけかなり膨らんでしまいそうなのでこのくらいにしておきます(笑)。
メンタルがすこぶる強いとか、甘え上手な方ならこのような環境でもやっていけるかもれませんが、そうでない方は働く前に一度職場見学をしておくと良いでしょう。
どんな児童が居るかも見れますし、一石二鳥です!
言葉を選ばなくてはいけない
これは上記にも関係あることですが、仕事中はずっと気を付けなければいけない事です。
人間関係を円滑にするためにはプライベートすぎる内容や、噂話はしない方がいいでしょう。
実際にお喋り好きな先輩パートさんが管理者との面談にて
楽しいのはいいんだけどね、一応仕事中なんだから私的な会話は控えて!!
管理者
と注意されていました。
まぁその通りですけどね(笑)。
児童に対しても言葉を選んだり、伝え方をよく考えなくてはいけません。
特に発達障害を持つ児童は 言葉のニュアンスや難しい言い回しを理解できない事があります。
そのため 「短く簡単に」伝えるように常に心掛けています。
過去に一度、私はある男の子に「ちゃんと座ってよ~!」と注意した事によって、パニックを起こさせてしまった事があります。
原因としては 「ちゃんと」 というのがどういう事なのか分からなかったとの事です。
このような場合は 「椅子に座ろうね!」と言えば正しかったのかもしれませんね。
これを機に声掛けをする時にすごく頭を使うようになりました(笑)。
児童によって程度が違う
児童によって発達障害の種類も違えば程度も違います。
そのため、対応の仕方を変えていかなければいけません。
入職当時は児童一人一人の調書を毎日のように見て、障害名や特性をよく読んでいました。
今居るデイは基本的には集団療育で平日は小学生しか居ません。
どちらかというとお友達とのコミュニケーションがうまく取れなくて悩んでいる児童が多いですね。
頭の回転が早く、よく突っかかってくる児童も居れば、「いつ、どこで、何をしたか」など自分の気持ちを言葉でうまく伝えられない児童も居ます。
児童の様子をよく観察して、何をしたいのかを汲み取り、気持ちを伝えられるように支援していく事が大切です。
感情的になってはいけない
これもなかなか難しいですよね。
放課後等デイサービスに限らず、感情的になって良い事はありません。
児童に指示が通りにくくてついつい大きな声を出してしまう事ありませんか?
私も最初に居た放課後等デイサービスの時は、児童からの他害行為によって思わず泣き出してしまいましたが、それが余計に他害行為を助長させてしまった事があります。
児童のよくない行動に対して、時には「反応しない」事も大切だなと感じました。
常に冷静で毅然とした態度!とはよく言いますよね。
放課後等デイサービスで働いていて良かった事
はい・・・ここまで読むとすごくきつそう!って感じたかもしれませんが、ラクな仕事はありません。
いや冒頭ではラクと言ってますけども、あくまで個人的な感想で保育園に比べたら全然楽!!って私は思います。
放課後等デイサービスで働いて本当に良かったなと思ったのは・・
- コミュニケーション能力が上がった
- 工作スキルが上がった
- ピアノをまた頑張ろうと思った
- 大好きな絵が描ける
- 特技がプログラムの案になる
- 子供が前より好きになった
- 色んな考え方が出来るようになった
- 自己肯定感が天井を突き抜けそう
などなどたくさんありますが、
一番は今の仕事に出会えた事です。
もちろん職場に当たりはずれはありますが、この仕事を私は大切に思っています。
その理由は人それぞれですが、実際働いてみて放課後等デイサービスの魅力を感じてほしいです。
まとめ
今回は放課後等デイサービスの仕事はきついのか?というテーマでお話させていただきました。
日々児童や自分が怪我したりしないように気を張っている部分はありますが、命の尊さを改めて学びました。
今までいろんな児童に会って来ましたが、一生懸命生きようと頑張っている姿に感銘を受けました。
ふと自分はこの年齢の時何していたかなぁと考える事もあります。
他の友達が遊びに行っている中、デイに通って勉強して、他の日は塾にも行ってて・・・
本当に偉いよなって感じます。
この仕事はきついかもしれませんが、向いてる人には本当に天職です。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
この記事が誰かの役に立ちますように。