てんかんて何?てんかん発作時の対応を理解しておこう!
ごきげんよう!こばりんです!
今回はてんかん発作の対応についてお話させていただきたいと思います
- 福祉関連の仕事をしている人
- 保育士さん
- てんかんについてざっくりと知りたい人
- 発作時にどうしたらいいか分からない人
てんかんて何?
保育士試験の勉強をしている時によく「てんかん」というワードを目にしましたが、実際目の当たりにするまで「てんかん」がどんなものなのか分かりませんでした。
突然意識を失って、反応がなくなる、けいれんを繰り返す、などの発作を繰り返す病気です。
原因は人によって色々あり、乳幼児から高齢者までどの世代も発病する可能性があります。
|
私も今の放課後等デイサービスに勤務し始めてからてんかん発作の対応をした事があります。
まずてんかんの発作とはどんなものがあるのか理解していきましょう。
てんかんの発作ってどんなもの?
今から紹介するのはあくまで私の見てきた実体験に過ぎませんが、小さな発作から大きな発作まで色々あり、人によって症状は様々です。
なので、一概に「てんかん発作はこういうもの」とは言い切れないのです。
小さな発作
- 意識障害はなく、1~2分硬直する。目が合わない。
- 意識障害があり、硬直した状態。
大きな発作
- 体がけいれんする。
- 意識障害がある事がほとんど。
- 脱力している。
本当にざっくりとした説明で申し訳ありませんが、簡単に言うとこんな感じでした。
またてんかん発作が大きい場合は転倒してしまう恐れがあるのでこのようなヘッドガードをしている利用者さんが多いです。
|
頭を守る大切なアイテムです。
基本的に食事の時以外は着用していますね。
てんかん発作時の対応は?
いざ 「発作が起きた!!!!」ってなると どうしたらいいか分からないし、でも 何とかしなくてはならないし、当然焦りますよね。
そうならないためにはてんかん発作の時の対応の最低限の知識を入れておきましょう。
焦らず落ち着いて対応すれば大丈夫です。
小さな発作の場合は少し休んだら元気になる事が多く、基本的には見守りですね。
大きな発作
(1人で難しい場合はまず他の職員を大声で人を呼びましょう。)
(けいれんで体をぶつけたりしないためです。)
(タオルを用意しておくと良いでしょう。)
1~2分などすぐにおさまるようであれば、安全に配慮しながらしばらく様子見で大丈夫です。
投薬に関しては利用者さんによって症状の程度が違うので、保護者の方に予め対応を聴いておきましょう。
てんかん発作の対応の注意点
- けいれんの最中は名前を読んだり体を揺さぶってはいけません。
- 仰向けにしていると食べ物を吐いたりしたときに詰まらせる恐れがあるので、気道を確保するために顔は横向きにしておきましょう。
- 発作後はもうろうとしてフラフラしてしまう事があるので、ぶつかったりしないように職員がついて軽く寄り添ってあげましょう。
まとめ
今回はてんかん発作の対応についてお話させていただきました。
今の施設に来てからは保育の事だけではなく、本当に色んな事を学ばせていただいてます。
初めて発作の現場に直面した時は何をしていいのか分からなかったので、とにかく大声で人を呼びました。
そしたら他の職員の方が2人くらい来てくれて、指示されるがままに動いて・・・というのを何度か経験し、ようやく対応の仕方が分かってきた感じですかね。
頭では理解していても実際直面すると焦りますよね。
とりあえずどうしていいか分からなかったら
大声で人を呼ぶ。
これです。
そして徐々に身体で覚えていきましょう。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
このページが誰かの役に立ちますように。